VOL.8
MiRaKuRu TSUUSHIN
「美ラクル通信」は、美ラクルミストをはじめとする弊社のサービスを通じて、ご縁をいただいた皆様に役立つ情報をお届けする不定期の情報です。 2020年2月19日発行
1月後半以降、その名を聞かない日はない「新型コロナウイルス」について、日本国内での感染拡大が危惧される段階に入ってきました。ワクチン開発に1年以上かかるとされる現時点では、少しでも感染へのリスクを減らすしかありません。すぐにできる対策はどのようなものでしょうか。
いまそこにある危機に備えたい
新型コロナウイルスへの対策は
感染経路や治療法は模索段階/現状は「疑わしきに近寄らず」?
新型コロナウイルスは昨年12月に中国の湖北省武漢市で感染者の発生が確認され、今年に入ってウイルスが発見されました。その後は中国国内での感染者数、死亡者数が爆発的に増えるとともに、滞在歴のある人の接触感染を中心として、中国以外の国にも広がりを見せ始めています。
「コロナウイルス」は、人に感染すると発熱や咳などの呼吸器疾患を起こすウイルスで、いわゆる「風邪」の病原体として知られています。ウイルスの外側に球状の突起があり、これが王冠(ギリシャ語でコロナ)の形に似ていることが名前の由来です。コロナウイルスはこれまでにSARSやMERSなどを含め6種類が確認されており、今回は新たに見つかった新型ということで、WHO(世界保健機関)によって「COVID-19」と命名されました。
新型の感染症にはワクチンなどの治療法が確立されておらず、今回は感染源や感染経路も明らかになっていないため、人々の間に不安が広がっています。「正しく怖がる」という常套句が合言葉のように使われていますが、相手の正体が不明なのですから不安になるのも無理はありません。クルーズ船や屋形船といった閉鎖空間での感染イメージから、当面は「疑わしきに近寄らず」で感染リスクを避けるしかない面もあります。
ただ、当初「新型肺炎」とも呼ばれていたように風邪のような症状から肺炎を併発するケースが多いものの、現段階で重症化や死亡につながる例は決して多くなく、年間数千人が亡くなるインフルエンザと比べても、過剰に恐れることは避けたいものです。
WHOによればワクチンの開発には18ヵ月を要する見通しとされる現在、風評に惑わされず、感染を防ぐための対策をしっかりと実行していくことが求められると言えそうです。
感染の原因は大半が「手から」/接触感染を防ぐことが最優先!
新型コロナウイルスの感染経路については、一部で空気感染の可能性が指摘されるなど、まだはっきりとした結論は出ていませんが、飛沫感染と接触感染が大半を占めているとされています。中でも最近のニュース等でよく耳にするようになった「濃厚接触」という言葉が示すように、接触感染のリスクは私たちの身の回りにたくさん存在します。
インフルエンザやノロウイルスと同じように、新型コロナウイルスは目に見えないので知らないうちに触っているケースはいくらでも考えられます。重要なのは、手に触れたウイルスを体内に取り込まないことです。何よりも手洗いが推奨されるのはそのためであり、マスクも咳エチケットに加えて鼻や口を触りにくいという意味では役に立ちます。
人の手が触れる場所にはウイルスが付着している可能性が高いので、抗ウイルス効果のあるスプレーを使用するなど、環境レベルで抗菌対策を行うことも有効です。その上で手指の衛生を徹底するために、ハンドクリーナーを活用するようにしたいものです。
「美ラクル」シリーズの、「美ラクルハンド」や「美ラクルスプレー」は抗ウイルス効果が実証されており、不特定の人が集まるオフィスや店舗での接触感染リスクを軽減します。
感染予防にはなるべく人混みを避けるとともに、過労などで免疫力を落とさないことも大切です。ただし、発熱などの風邪のような症状が数日間にわたって続く場合は迷わず、医療機関を受診するようにしましょう。
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