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VOL.13

MiRaKuRu TSUUSHIN

「美ラクル通信」は、美ラクルミストをはじめとする弊社のサービスを通じて、ご縁をいただいた皆様に役立つ情報をお届けする不定期の情報です。 2021年12月27日発行

新型コロナに明け暮れた2021年ですが、ワクチンの接種も進み、日本での感染拡大はおさまってきたように見えます。一方、世界では新たな変異株の爆発的な流行が始まっており、2022年の見通しも予断を許しません。寒いこの時期には、冬ならではの感染予防のポイントがあります。

冬の「肌バリア」で感染予防!?

ウイルスに対抗する乾燥対策を

「肌」は免疫システムの最前線! バリア機能を保つにはまず保湿

 寒い冬に風邪やインフルエンザが流行する理由には、「空気の乾燥」が大きく関わっています。新型コロナウイルスも含めた多くの感染症の原因となるウイルスは、もともと低温で乾燥した条件が大好きなのです。

 湿度が高いとウイルスに含まれる水分量が増えて重くなるので下に落ちやすくなり、空気中に長時間とどまっていることができません。逆に乾燥した環境では水分が蒸発して軽くなり、空気中に浮遊するウイルスの数も多くなるため感染リスクが高まります。

 私たち人間にとっては寒さで体温が下がり、体の抵抗力(免疫機能)が弱くなることでウイルスが侵入しやすくなります。幼児や高齢者など、抵抗力の弱い人はなおさら、感染しやすい条件が揃ってしまうわけです。

 免疫というと体の中の何かが守ってくれるようなイメージですが、実は外界と最初に接触する皮膚や粘膜が、第一関門として大きな役割を果たしています。この皮膚や粘膜にとって、乾燥は大敵。炎症を起こしやすくなって防御機能が弱まったり、水分が不足することで新陳代謝が悪くなり、皮脂膜の成分である皮脂や汗も出にくくなってしまいます。

 本来、健康な肌には「肌バリア」とも呼ばれるバリア機能があり、異物の侵入や体内からの水分の蒸散を防いでいます。天然のバリア機能を維持するには、肌の水分が不足しないようにケアすることが大切です。

 

ハンドクリーナーを賢く使って日常の手指清浄に保湿ケアを

 コロナ禍で、日常のさまざまな行動が不自由になりました。中でも、頻繁な手洗いやアルコール消毒による手荒れの悩みを訴える人は少なくありません。接触感染を防ぐために手指消毒は欠かせませんが、そのことで肌のバリア機能を傷つけることは避けたいですね。特にアルコールは手の水分を奪うのでハンドクリームなど、使用後の保湿ケアは忘れずに行いたいものです。

 手荒れが気になる方には、感染予防対策としてアルコール不使用のハンドクリーナーを活用することもお勧めです。洗い流す必要がなく、保湿成分を配合したタイプなら、しっかり手指清浄しながら、同時に気になる手肌の保湿ケアも行うことができます。

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