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VOL.9

MiRaKuRu TSUUSHIN

「美ラクル通信」は、美ラクルミストをはじめとする弊社のサービスを通じて、ご縁をいただいた皆様に役立つ情報をお届けする不定期の情報です。 2020年6月22日発行

新型コロナウイルスの感染拡大によって、これまでの日常がすっかり姿を変えてしまいました。緊急事態宣言に伴う自粛と移動制限が解除されても、ウイルスが消えたわけではありません。新たな生活様式を模索しながら、第二波・第三波に備えての感染予防対策が求められています。

コロナのいる日常をどう過ごす?

環境にも「ウィズコロナ」対策を

長期化するコロナ禍に備えての新たな生活様式の確立が急務

 この半年間に、これまでほとんど聞いたこともなかったようなキーワードが次から次へと話題になり、それが毎日繰り返されるうちにすっかり定着しつつあります。「3密」や「ソーシャル・ディスタンシング」だけでなく、テレワークに代表されるような生活スタイルの変化によって確実に社会全体の意識が変わりつつあり、コロナ禍以前とは明らかに異なる世界が広がっているようです。

 当初は感染爆発を避けるための一過性の変化とも思われたこれらの対策は、ウイルスの流行が簡単には終息しそうもないことがわかってくるにつれ、徐々に「新たな生活様式」として受け入れざるを得ないものになってきました。一時は「コロナ後」を意味するアフターコロナ、ポストコロナといった言葉が使われたこともありますが、現実には「ウィズコロナ(コロナとともに生きる)」の覚悟が求められていると言えそうです。

 ウイルスの主な感染経路は飛沫感染、接触感染と言われています。マスクや手洗いなど個人レベルの対策は今後も欠かせません。しかし社会生活や経済活動を営む上で、人との接触を完全に断つことは不可能ですし、人が集まる場所には菌やウイルスも集まります。たった一人が持ち込んだウイルスでも、感染者の手に触れた場所やモノを通じて他の人々に広がるリスクがあります。

 病院など、万全の感染症対策を実施している施設でさえクラスター(集団感染)が発生しているのですから、目に見えないウイルスを完全に排除する難しさがわかります。医療施設だけでなく、人が集まることを前提とした事務所や店舗、教育機関などの施設には、個人レベルに加えて環境レベルでの感染予防対策が必要だと言えるでしょう。

 

ウイルスを「不活化」することで環境レベルでの感染予防対策 !

 日常的に人が集まる場所を、菌やウイルスから守るにはどうすればいいのでしょうか。接触が避けられない以上、そこにウイルスが潜んでいることを前提とした対策が必要になります。新型コロナウイルスといえども無敵ではなく、紫外線や高温の環境では感染力を失います。これを応用して、室内環境であってもウイルスを不活化する(感染力をなくす)ことができれば、感染リスクを大幅に低減することができます。

 テーブルなどはアルコール除菌や界面活性剤(洗剤)で拭くことによって対策が可能です。しかしウイルスは部屋の壁や天井、家具にも付着しており、すべての場所を除菌することは現実的には困難。そこで注目されているのが「光触媒」という素材です。

 光触媒は光に反応して表面に強力な酸化作用が発生し、抗菌・抗ウイルス・防臭・防汚といった効果を発揮します。初期の光触媒は紫外線領域でしか反応しませんでしたが、最先端テクノロジーによって可視光領域で機能する光触媒が開発され、さらにバインダー(接着剤)に依存しない定着性・持続性をもつ製品も実現したことで、抗ウイルス対策としての期待が高まっています。

 光触媒自体は金属(酸化チタン)ですが、食品添加物としても使われる安全性の高い素材です。これを液状化して噴霧することで室内空間全体を抗菌コーティングすることができます。また、アクリル・エマルジョンを組み合わせた抗菌剤なら重点的にピンポイント抗菌コーティングすることも可能です。

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